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日記です

右上

 親知らずを抜いた。薬かなんかで歯茎の締めをゆるめてシュルって抜くのかなとか思ってたら、医者の手にはノミとペンチみたいな器具があって、そいつでガンガンに攻めてくる感じだったので恐怖感がすごかった。終始口を開けてアホみたいに無防備な姿勢でいる必要があるし、場合によっては奴のさじ加減ひとつで死に至る可能性がある、機嫌を損ねてはならない、髪型を褒めるなどしたほうがよいだろうか、といったようなことを考えていた。

 麻酔が効くので施術中に痛いということはないのだけど、脳に近い位置でゴリゴリなにかを動かしてる感覚が伝わってくるのは気持ち悪い。抜いたあとに麻酔が切れてくるとズキズキと痛くなってくるというのはあって、これは処方される鎮痛剤でなんとかする。全体的にアナログだと思うし、残り3本抜く間に医療が進歩することもなさそうで若干つらい。