notepad.exe

日記です

郵便局という名の福祉施設

 

 郵便局の窓口というのはだいたいどこも郵便用と貯蓄用に分かれていて、自分が行くときがたまたまそうなのかもしれないけれど郵便用のほうが極端に暇そうにしている印象がある。この前行ったときも貯蓄担当のほうは常時5~6人が待っていて、郵便用はだいたい5分にひとりずつさばいている感じ、ほんならお前いそがしそうな貯蓄用のほう手伝ったらええやんけ、いわすぞ、こら、とか思って眉間にしわがよっちゃうんだけどそれでも郵便担当の彼らは頑なに手伝おうとはしないし、ここまでくると手伝うことのできないなにか重大な理由があるのだろう。どんな理由かはわからないけど、世界は自分が理解していることだけで構成されているわけではない。美容代で月に7万使いながら焼肉を要求してくる女性もいるし、個人の常識では予想し得ない不思議なことは起こりうる、心してかからなくてはならない。そんなことを考えながら郵便局で40分ぐらい時間を費やし、帰りに寄ったコンビニで混んでるレジをさばくために品出し中の女性が颯爽とレジに現れた姿を見て、つぎは郵便局で便所を借りてウンコを流さず帰ろうと心に誓ったのだった。