notepad.exe

日記です

日記

 台風が過ぎたあと、ものすごくいい感じに晴れてて、空は突き抜けるように青く、風はゆるやかに、まるでこの世の始まりといった風情、いっぽう自分は部屋にこもってゴルドラダンジョンをチマチマ回しているといった陰惨な状況であり、それらを総合して俯瞰的に捉えた結果、なにか有意義なことをするべきであるという結論にいたり、それではということで犬の散歩をすることにした。

 犬を連れて歩いていると、近所の子供たちに話しかけられることが多い。わたしのほうから彼らに話しかけると声掛け事案になって地元新聞に掲載されてしまう一方で、子供のほうから寄ってくると何の問題もないというのは理不尽な感がある。変質者は犬を連れて歩くといいと思う。

 おじさんと呼ばれることにまだ違和感はあるけど、まあこれは端境期としての問題で、誰しもがそうやって歳を経ていくのだろう。実際問題として年齢はおじさんである。