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日記です

利用規約違反を修正しました

 はてなブログのヘッダ、フッタを出すようにした。いままではてなブログのガイドラインしか読んでなくて、今回はじめてまともにはてなの利用規約を読んだら、消したら殺すぞみたいなことがちゃんと書いてあった。

本サービス内でのページデザイン変更により、当社が標準的に表示しているヘッダ、フッタ、広告及び著作権表示を当社の許諾なく非公開にする行為

Terms of Use


 サービスの利用規約、更新されたので確認してちょ、みたいなやつ時々出てくるけど、だいたい全部読まずに同意を押せるようなUIだったり、そもそも読むのがつらい感じのお固い文章だったりして、無機質に同意しますボタンを押すイベントみたいな感じになってて、存在自体が一見して無意味なんだけど、それがもめごとになると一転してものすごい威力を発揮して、だいたい規約を読んでない側が不利益に陥ったりする。構造がめちゃくちゃになってるのが常態化していてやばいと思う。

 サービス提供側からしても、ユーザーが利用規約を理解してサービスを利用しているかどうかを確認する手段がないのがつらいと思う。規約に書かれている内容を全員が等しく受け入れて、サービスを朗らかに利用しているという認識をしてしまうと思うけど、たぶん現実とは乖離がある。

 規約を読んだかどうかの認証はボタンで同意させれば可能である。しかし実際に運用ベースになったとき、その同意しますボタンによる認証は、前述のような構造のもとでは無意味なものでしかない。本質は内容を理解しているかどうかだと思う。

 利用規約の理解度テストみたいなのを定期的にやるというのはどうだろうか。

 そんなことしたら誰も使わなくなる、みたいな反論は想像に難くないけど、既に生活の一部として認知されているサービスだったら程度問題ではあるけど選択肢にはなるような気がする。なくなったら困るものについては、人類は寛容な態度をとる傾向があるように思う。

 しかし既にサービスを生活の一部として認知しているユーザーは、そのサービスがなくなるとすごく困って、もしかしたらドアノブにタオルを括りつけて首をつってしまうかもしれないわけで、当然そのサービスが提示している規約を尊重している立場だろうし、ことさら利用規約の理解を確認する必要がないような気もする。利用規約の確認が必要なユーザーと、そうでないユーザーが混在しているという話なのかもしれない。

 正確に理解している人とそうでない人を判定して、理解している側に著しい利益が出るような仕組みにする必要があると思う。