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日記です

無名の筋肉バカが微妙な出世をしていくというお話

 大人買いした漫画が届いたので読んでる、センゴクというやつ。


 センゴク全15巻 完結セット (ヤングマガジンコミックス)


 戦国時代のお話なんだけど、一般に知られてる歴史上の解釈に対して、「実はこの解釈には疑問が残る」みたいな切り口で突っかかっていって(主に信長公記を根拠に)異論を展開する、といったような逆張りの流れが随所に見られて、なかなか面白いと思った。まだ5巻ぐらいまでしか読んでないけど、たとえば斎藤龍興が有能っぽい描かれ方をしている。それでも家康の晩年は影武者でしたとか、上杉謙信は女でしたとか、南光坊天海は明智光秀でしたとか、そういう類のフィクションよりはそれっぽくみえてしまうので不思議だと思う。

 仙石秀久といえば戸次川で逃げる話が有名なので、そのへんがどう描かれるのだろう、楽しみ、とか思っていたら買った分ではそこまで描かれてないらしい。なんかあと20冊ぐらい既刊で、現在も連載中とかいう話で、全然そんな認識なかった。また金が飛んでいく。