料理人のための大規模カレー技術入門

　さいきんハヤシライスばかり作ってるような気がする。たまねぎ切って肉と炒めてルウを溶かすだけなので作るのすごく簡単だし、なんか料理してる感そこそこあって気分よくなるし、けっこう優れている料理だと思う。でもカレーはじゃがいもを剥くのがめんどくさくてあまり作りたくないなあというのがあって、じゃがいものせいでカレーは損してると思う。試しにじゃがいもを入れないカレーをつくってみたこともあるけど、あまりカレーっぽくなかった。じゃがいもとカレーは密結合しておりソフトウェアの設計としてはあまりよくない状態といえる。互いに疎な状態をつくるため、じゃがいもにRESTfulなAPIを生やして、カレーがそれを叩くという設計がよいと思う。じゃがいもを複数個用意しておけば一つぐらい腐ってもカレーを供給し続けることができるし、新鮮なじゃがいもと交換することもできる。AmazonEC2上でじゃがいものインスタンスを提供するというのもよい案だし、じゃがいものインスタンスっていう単語書いたのたぶん世界でわたしが初めてです。