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日記です

まじめな話をすればするほど屁が出る

 近年は単純労働が機械化されるなどして、従来あまり頭を使わないで労働していた人たちの仕事が徐々に不要なものとなっていっている。今後もその傾向は加速するだろう。そうするとその人達は仕事を失い、収入を失い、生活の基盤を失い、これはあかん、金銭がないので飯が食えんではないか、とはいえ頭を使って何かできるかといえばできない者が多く、しかたなく窃盗、車上荒らし、辻斬りなどの凶行へと手を染めていくのである。悲しい世界でしかない。思うにこれは着手するべき順序を間違えているのであって、まず働きたくないやつは働かなくていいよ、飯が食えるよう保証するよ、っていう制度面の保証をちゃんとやってから、おまえみたいな馬鹿にやらせる仕事はないよ、という流れにしていかないといけないのであって、そのへんをすっ飛ばして仕事を奪うところから始めたら反感を買うのは必定であり、凶行に走るのも致し方なしといえる。技術の革新を促しさらなる高みを追求していくのは自由なので好きにしたらいいが、それにともなって、働きたくないやつは働かないでいいよ、という世界が必要になることを忘れてはならない。つまり働かなくていい世界をつくるというのは、技術革新と同様に世界を良くすることに直結しているのであり、この真理を真面目に捉え、取り組んでいる人があまりにも少ない、早くしてくれ、わたしはもう働きたくないのである。