わたしはわたしのいる世界(半径20m以内)を良くしたい

　ここのところWEBの界隈で「世界を良くする」みたいなスローガンで仕事をする人がふえている感じがする。みんなで世界を良くしようと思っていたらもっとガンガン良くなる感じするけど、実際はそんなに急激に良くなってないと感じてる人結構いるとおもう。たぶんほとんどの人が「自分の理想に近づく=世界が良くなる」という考え方に基づいていて、それが人類全体をカバーするわけじゃないからしかたないんスよね、ということが周知されていないのフェアじゃないと思った。「もっとお金がほしい」とか表立って掲げてる会社あんまりないけど、掲げると空気を読めない人みたいになってしまう印象あって、そういうのを避けて世界を良くするとか言うの無難な感じするし、実に日本人的である。空気の読めない感じにするの、けっこう目立つしいいと思う。「もう働きたくないけどお金がほしい」っていう意気込みの会社を設立するしかない、わたしはそう考えている。